Live as if you will die tomorrow

なのに、一人だけで逃げるなんて。


俺の記憶を、消して。


思い出す事もなく、今の痛みだけを味わえば良いなんて。


許せるわけないだろう。


なんで、なんでなんだ。


なんで、駄目だったんだ。


俺じゃ駄目だったんだ。


純血じゃないから?

ならなんで、生かしたんだ。



なんで、俺は生まれた時から、息を吸う事を許されなかったんだ。


どうして、そんな目的の為に。



俺は生かされるんだ。



なんで生きてるんだ。



破壊の為に。


どうして、犠牲の為に。


正義という名の、権力の為に。


夜でしか生きる事が許されないんだ。








でも、仕方ないのなら。






どうしても、仕方がなかったんだとしたら。








せめて。





忘れないで。







無かったことに、しないで。





幼い頃の、掌だけでも良いから。





貴方の記憶の中に、置かせてください。







もう、僅かしかない、その中に。