ただ幸せを望んだだけ。
ただ自分のしたい事をしただけ。
なにがいけないの?
なにが悪かったの…







倉木 真彩
14歳の中学2年生
明るい金髪よりの茶髪に腰まであるロングの髪
身長149
化粧は濃くて常に露出度の高い服を着ていつも街中を遊びまわってる
そう、俗に言うヤンキーとかギャルとかそっち系の類の私。
性格は明るくてバカってよく言われるんだよね!
私がこんな風になったきっかけ?
お姉ちゃんに小学4年生の時に煙草をもらったのがきっかけ
お姉ちゃんに憧れていた私わ着ている服、化粧、行動、全てを真似てみたけどやっぱりお姉ちゃんには勝てなくて
妹ってそんなもんだよね笑
身長145のお姉ちゃんは私より小さいのにスタイルは私よりよくて顔は整ってて同中からすごくモテてて喧嘩がすごく強くて女にも男にも負けない根性の強さと明るさと可愛さでみんなからすればマドンナ的存在だったお姉ちゃん。
私わ身長149 スタイルわいい方、お姉ちゃんにわ負けるけど整ってる顔そして同中からモテるお姉ちゃんとわ違い他中からモテる私。まぁ他中といっても中学生わそうでもなく18~25が私のモテる年齢
つまり私わ年上にモテる
自分で言うのもあれだけどかなりの美人姉妹だ
おっと、話が長くなっちゃったね!
(真彩ー!そんなとこでなにしてんの??)
(あ、千紗!なんでもないよ!!)
今私に話しかけてきたのが
杉原 千紗
私と同じ中学2年生
身長150
栗色でショートの髪
千紗は老け顔の私と違って可愛い系の顔なんだけど性格がすごくツンツンしてる
これもまた真面目ではない
でも私の親友だ
(真彩最近ボーッとしすぎー)
(えーそーでもないっしょ)
(いやあるって)
(ってかこれからどこ行くー?)
(どうしようかー)
(誰か呼ぶ?)
(千紗、今みんな学校だよ。)
(あ、そっか忘れてた)
(学校行けよ)
(いや真彩に言われたくないんだけど。)
そう、私達わ今学校をサボって公園で溜まっている
(ゲーセンでも行くー?)
(えーまたー?)
(行くとこないんだもーん)
(まぁね)
(よしじゃあ行くか!)
私達わつけていた煙草の火を消して歩き出した
(ねぇーねぇーなにしてんのー?)
ゲーセンに向かっている途中、チャラ男系の男にナンパされた
よくあることだ
(今からゲーセン行くとこなんですよー)
と言ったのわ私だ
ナンパ慣れしていない千紗は嫌そうな顔をして無言だ
(お、じゃあ俺達と遊ばない?)
(ごめんなさぁーい、私達彼氏いるんですよぉー)
とブリっ子しながら言って微笑みながらその場を去った私達
(真彩よくあんなチャラ男達に微笑めるよね)
(慣れたからね)
(さすが美人わ違いますねぇー)
(千紗にわ負ける)
(嫌味?)
そんな馬鹿馬鹿しい会話をしていたらゲーセンについた
(千紗ー!プリ撮ろー!)
(いよー)
なんだかんだすることがなくてプリクラを撮った私達わゲーセンをくるくる回っていた。
(次なにするー?)
(真彩決めて)
(えー)
(お、真彩と千紗ぢゃん!)
すると後ろから男の声が聞こえた
((え?))
私達わ頭にハテナを浮かべながら振り返ると後ろにわ男3人組がいた
(あれー?和樹と旬と礼司ぢゃんなにしてんの?)
そこにいたのわ私達と同じ中学2年生で他中の西園寺 和樹と南川 旬と佐々木 礼司
3人とも学校で有名な不良でかなりのイケメングループだ
(俺達もサボりー♪)
(和樹くんヤンキーだなぁー)
(真彩に言われたかねぇーよ)
(うるさいな!笑)
(そー言えば知ってるかー?ここらへんに族出来たの)
(えーそーなの??)
(愛華天ってやつ)
(なんか聞いたことある)
(ここらへんで原付の改造とニケツとノーヘルで乗ってると殺られるらしい)
(マジでー?和樹めっちゃ改造したの乗ってなかった?)
(あぁ俺も原付控えてんだよそれで)
(へぇー)
愛華天ねぇ…
それからしばらくして和樹達と解散した私と千紗わまた公園に来ていた
(真彩ーもう10時だけどどーするよ?)
(んー、さすが千紗ん家行く?)
(あ、千紗の家今日ダメー!親いるし!)
(マジー?ぢゃあCLUBでも行く?)
(行っちゃうー?あんま気が進まないんだけど)
(なんでよー)
(男うざいしうるさいし)
(いーぢゃんどーせ行くとこねーし笑)
(まぁねー。ぢゃあ行くか!)
(よっしゃ!)
それから近くのCLUBに移動した
(やぁーCLUB久々!)
(真彩テンション高ー笑)
(まぁね♪)
(今日ゲスト誰で行く?)
(んー、聖夜くん!)
(ぢゃあ千紗その人あんま知らないから連絡取っておいてね)
(オッケーい)
聖夜くんわうちらがよく行くCLUBのDJで相当のイケメンだ
そっからCLUBに移動して狂いまくった私達にいろんな男達がナンパしてきた
そんなやつらに嫌気がさしながらも呑みまくって狂いまくってる私達に聖夜くんが話しかけて来た
(おぉー真彩おつ〜)
(あ、聖夜くんお疲れ様です♪)
(テキーラ奢ってやんから来いよ!)
(マジですか♪)
(おぉー!お友達もおいで!)
(あ、はい)
相変わらず千紗はクールだな…笑
それから聖夜くんの奢りでテキーラを飲み続け私わ8杯目、千紗が5杯目
だんだん酔いが回ってきた私達わ入り口に注目していた
なんかやけに騒がしいなー
(聖夜くーん、なんか入り口らへんやけに騒がしくないですかー?)
(おぉー、愛華天知ってっか?)
(あぁーなんか話でてますよねー)
(愛華天がお出ましだそーだぜ)
(え、マジですか?)
(なんか総長とその幹部の奴らが来たらしい)
(ねーねー千紗ー!ちょっと見に行こ!)
(えーやだぁー千紗酔ってるもーん)
千紗、酔うと人変わるんだよね…
(いいから行くよ!)
千紗を無理やりひっぱって入り口に向かった
(きゃー!めっちゃかっこいいー!)
(やばいイケメン!)
(愛華天最高!)
CLUBの中の女達が全員入り口に集まり5人の男達を囲んでいた
(聖夜くんー!あれが愛華天ですか??)
(そーそー、1番前にいるのが愛華天総長 磯崎 隼人 次に副総長の 東山 太樹 特攻隊の 篠崎 天馬 幹部の 富沢 蓮)
(へぇー)
遠目で見てもわかる綺麗な顔立ちと身長180あるかないかの男らしいスタイル
完璧だ…
(真彩〜千紗吐くぅ〜)
(え、ちょ千紗待ってトイレ!トイレ行こ!早く!)


(なぁ、あれ誰)
(ん?さぁ、知らね)
(…)

この時、愛華天の人たちにジッと見られているのに気づかなかった

それから千紗がトイレでダウンしたため家まで送って私も帰宅した
それからお風呂に入り髪も乾かさずにベットにダイブした



プルルルルル
プルルルルル
プルルルルル
ピッ
(はーぃ、誰。)
(千紗だよ〜相変わらず真彩寝起き悪いね)
(あぁー、千紗起きたの)
昨日あれから私ねちゃったんだ
(いま起きたぁーもーマジ気持ち悪い〜)
(二日酔い?)
(っぽい)
(いま何時?)
(夜9時)
(ぢゃ今からそっち行くわ)
(なにでくんの?)
(原付)
(愛華天平気なの?)
(しらね)
(怖いもの知らずが)
(るっせぇー)
実際もう一度だけ会ってみたい気持ちもある
怖くないって言ったら嘘になるし実際会っちゃったらどうなるかなんて私にもわからない
でも…
でももう一度だけ会いたい!