ただ、普通に普通の男の子の部屋だ。

まあ、それはそれとして…


なぜ私が日向の家に来たかというと、
もちろん、


本日のデートをノロケるために他なるわけがない。


仲のいい女友達に、電話とLI○Eで語りまくったものの

やっぱり直接誰かに言いたい!!という衝動を抑えきれなかった次第。




ああ…っ、早く言いたいっ!


今日の清水くんの格好良さとか


優しさとか、もう全部を!!



「…まだかなー、日向っ」



私はウキウキしながら、「トイレ行こっと。」と、一旦日向の部屋を出た。