春灯〜日々幸せに思う〜



「可愛くなったね。」

「そうだね、可愛くなった。」


低くなった声、それに中学生の頃は可愛いなんてこんなパッと言ってくれるような人じゃなかったのに、、、


そう思った。


私は顔を少し赤くした。



「たっ、、、ただ髪が伸びて茶髪になって、化粧してるからじゃない?ほら!行こーよ、みんなで!」



私たちは会場を目指した。