「着いたぞ!」
「学校頑張ってね〜」
「うん、ありがとう!じゃあ行ってきます!柊兄、海兄!」
「うん!じゃーね!」
よし、理事長室探さないとね!
てかここの学校以上に広い〜
…………やばっ、迷ったかも( ºωº )
ど、どーしよう…人に話しかけるのはちょっと…
「ねぇー、キミ転校生かなにか??」
うっ、話しかけられた
それにしても可愛い顔した男の子だなぁ
あ、理事長室の事聞かないと!
「そうなんですけど、理事長室ってどこですか?迷っちゃったんですけど…」
「あっ、そうなんだ。理事長室はそこの階段を上がったらすぐにあるよ!」
あれ?さっき階段降りてきたはずなんだけど…まぁいっか(笑)
「ありがとうございました。」
あっ、あった理事長室!
ガラガラガラ
「サクラちゅぁーーん!」
へっ!?なに!?
「ふぇ?雅さん!何でここにいるんですか?」
てか、苦しい…
「あと、苦しいんで話してください。」
「何でって俺がここの理事長だからだよそれにしてもさらに可愛くなったな!」
「辞めてください、気持ち悪いです。」
「そんな事言わないでよ(泣)」
海兄とキャラかぶってない?(笑)
「それより、もう大丈夫なのか?」
「まだ、治りきってはいないよ。関わってもいいことないしね」
そのとき雅さんが悲しい目で私を見ているとは知らなかった…
「まぁ、担任呼ぶよ!」ピーンポーンパーンポーン
「昴先生、昴先生至急理事長室に来てください。10秒以内に来てくださいね、さもないと…」
ガラガラガラ
「ちょ、雅変な呼び出し方やめろよ!それより転校生…ってサクラ!?」
「昴って昴兄だったの!?」

