正門を抜けると大きな広場がありそこにクラスが張り出されていた

ワクワクドキドキ、、、

「3人でなれると良いね!」と言ったら
「そうね、もしも愛菜紗だけ離れたらどうする?」なんて笑いながら茶化してくる菜々美
「やだよ!!!そんなの絶対お断り!」

「あのなー、お断りとかねえんだよ、バカ愛菜紗」と横から入ってくる晴輝。
「バカバカ言うなバカ晴!」と笑いながら言う私に晴は構わず
「はいはい、早く見に行こあ、ちっちゃい愛菜紗クラス表見えないんじゃないの?」とバカにする
私は無視して背伸びをして見た。ギリギリ見えた

私だって身長伸びたんだから!と思いながら晴を横目で見るとクラス表を見ながら深刻な顔をしたかと思いきやすぐに笑顔になり菜々美に話しかける。やっぱり菜々美なんだ、、、
胸が激しく痛んだ
晴と同じクラスになりたいと思った
晴と同じ高校に来るため頑張ったんだもん。同じクラスじゃないなんて嫌だよ。

私の名前を見つけた!7組だ、
村野村野村野、、、いない、晴がいない、
西城もいない、泣きそう

二人の元へ駆けつけると
「菜々美と晴いないよ、」と半泣きになると
「ほらほら泣かない遊びに行くじゃん!」と涙を拭ってくれる菜々美。
「こんなことで泣くなバカ、俺ら行くだろ?」と笑顔で頭をリズムよくポンポンしてくれる晴。

この晴と菜々美の仕草は何よりも安心する、

「うん!ありがとう」と笑顔で言った
「そういえば二人はなん組??」
「俺ら8組」そうなんだと言おうしたが言葉がつまる、
おれら?ら?ん?二人は同じ?
「えーーーーー!!!!」大声で叫ぶと周りの人がチラチラとこちらを見る。
「うるさいよ愛菜紗(笑)てか隣のクラスじゃん!すぐ私たち行けるよ!」
そういえばそうだ!!
すぐに不安は消えたとはいえ、、