「最近佐倉率高いんじゃないの〜?お嬢さん」 がしっと由希が後ろから抱き締めてくる。 「え、ちょっと仲良くなっただけやで?」 そうかしらーん というように微笑み続ける由希。 「もう、佐倉とあたしはただのクラスメートやから!!由希の想像してることにはなりませんから!!」 絡み続ける(←)由希を振り払って鞄に教科書を詰め込む。