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「そうなんですよぉー 私と社長で選んじゃったから気に入らなかったらごめんなさいね」
ニコニコと笑顔の曄が紫月に渡したカタログは、
女子社員用の制服のカタログだった。
「うれしいです!
制服があると楽だし! それにすごいオシャレ」
見ればその制服は濃いグレーで、ジャケットの他チェックのベスト、Aラインのスカートの他にパンツまである。
「よかったー気に入ってもらえて。
制服は着ても着なくてもどっちでもいいそうでーす。明日見本が届くので、サイズ合わせてみてくださいね~なんかねウエストがゴムみたいだからちょっとやそっと太っても大丈夫みたいで、制服ってよくできてますねぇ~」
曄がその場を離れると、
パーテーションからひょっこり相原が顔を出した。



