抜き差しならない社長の事情 【完】



画面を見ると画面の中央にポップアップメニューが表示されていて、

そこには切野蒼太という名前の表示と、開封というボタンがある。


ドキッと心臓が高鳴り、

思わずキョロキョロと周りを確認した紫月は、


誰からも画面が見えないことを確認すると、そーーーっと開封ボタンを押した。




『随分変わったな。

 履歴書を見るまで、
 誰だかわからなかったよ。

 で?

 俺が社長だから来たのか?  切野』