理科の時間。ごきげんの先生がいた。一人で笑ってばかりで、気持ち悪い先生。どうやら、結婚が決まって喜んでいたらしい。顔が気持ち悪いからか、顔は見なかった。結婚相手は、前の学校の時の一緒だった先生で、美人で優しいひとらしい。私はちょっとむかついた。まあ、頼りない先生のどこがいいんだか、分からなかった。
そしてそれから、1年が経ち、私も3年生になった。最悪なことに、あの大嫌いな理科教師だった。