ただ、キミの手を


―――第5回文化祭実行委員会。
 


とはいえ、1年生だけの集まりだけど。



今回は、各クラスの出し物及び経費の話し合い。

各クラスの設定された金額と必要経費の詳細を確認していく。



大分この雰囲気にも慣れてきたし、みんなも積極的に参加してる。


きっとリーダーがすごいからだよね。


みんなが苦い顔をするなかで、学年代表に立候補してくれた、晴くんこと宮下晴輝くん。

すごくスムーズに話し合いを進めてくれてる。
 


ホントにすごいなあ。



わたしなんかにも優しく話を振ってくれて、他の実行委員メンバーとも上手くやれてる。

とても助かってます!


おでこを床についてお礼がしたいくらい感謝してる。




そう考えてみると、わたしってホントまわりに助けられてるよね。


茉央ちゃんはもちろん駿くんも。


もしかしたら実行委員に立候補したのも、わたしのこの性格をわかった上で、助け船を出してくれたのかもしれない。


まあ、自意識過剰かもしれないけどね。
 



クラスの子たちも案とか色々出してくれたり、実行委員の子たちも優しくしてくれたり、わたしってまわりに恵まれてるかも。


まあ、それと同時にそれだけ多くの人たちに迷惑をかけてるわけでもあるんだけど……。