姫は王子で王子が姫で。




ベットに背中を向け振り向きざまに告げようとすると__



バッ!!



「だーーー!!バカ!!

俺がいなくなってからにしろ!!!頼むから!!!!!!!」



何の躊躇もなく服を脱ぎ捨てようとしている女子高生(仮)。



もうこれ、意識されてねぇとかの次元じゃなくね…?



あの、うん。俺泣いていい??





△▽△▽△▽△▽△▽△




待つこと20分程。



家中のバタバタドタドタが止んだ少しあと。



「ごめん!!お待たせヒメ!」



背後からかけられた声に振り向く。



「おそ……っ!?!!?」



まって、、これ、は???



驚きのあまり声を発せないでいると不安げにたずねてくる。



「やっぱ、変だよね?あたし着替えてくる!!」



「いや、待て!…待て。大丈夫、それで行きましょう。」



部屋に戻ろうとする桜路を慌てて引き止める。



なんと、桜路は白のシフォン素材のワンピース。


ショートの髪もエクステで女の子らしく。


バックやアクセなどの小物まで可愛らしい。


舞台にあがる時とは違う、ファッションメイクまでうっすらとしてる。


当の本人も慣れない格好がよっぽど恥ずかしいのか、頬を赤らめ節目がちにギュッとスカートの裾を握りしめてる。



やめてくれ…もう俺心臓持たない。



桜路に殺される。