姫は王子で王子が姫で。




話を終え教室に戻るとニヤニヤしながらこちらを見てる奴らが若干2名。



「ヒメさんたらモテモテですなぁ~?」


「あの美人な先輩はだれですかなぁ??」



「紫羽。純平。」



「…はいすいません調子乗りました。」



「だからそんな可愛らしい顔に似合わずドスの聞いた声出さないでください。」



「分かればよろしい。」



最後の純平の一言は聞かなかったことにしよう。


「お前らもルカちゃんのことは知ってんだろ。」


もちろん中学からの付き合いの2人だが、俺と桜路、ルカちゃんの関係性は知っている。


「まぁな、最初ヒメと王子と西條先輩の絵面見た時はなんだこの美形の集まり!?ってなったの俺ちょー覚えてるもん…。」


「わかる、わかるよ純平!!

あと、ヒメもこんな見た目可愛いのに口悪すぎだろって思ったわ私。」


「俺も~、こいつ口開かなければほんと美少年なのにな…。」



「哀れみの目で見んなそこ。」



もうやだよ俺…こいつらと話してると脱線事故ばっかだよ。。



「でも、そんな残念なヒメに私たちからささやかなプレゼントがあります!」



いきなり紫羽がそんなことを言い出した。


それを合図にアイコンタクトを交わし、なにやらゴソゴソとカバンを漁り始める純平。


なんだなんだ今度は…。



正直嫌な予感しかしない。



「「ジャジャーン!!!

来月オープン遊園地のペア券!!!」」



コイツらホント仲いいよな。


どんなリアクションよりも先にそんなことを思った。


「ペア券だからね!!誰か誘って行ってきたらいいと思うんだ!」


「そうそう、ペアだから!」