吸血鬼と少女と暴走族



そこには、口をガムテープで塞がれ、手を縛られ、ボロいソファに倒されたひなこの姿



全身の血がサッと引くのがわかる

違うものが溢れそうになった




「...ルナ。そんな顔しないで、大丈夫だから」



みんなが、後ずさってしまうほどの殺気を出してた



「月。破邪ってなに?」




「「僕たちが言うねー?」」




喋ろうとした、月の言葉を遮って空と海が話し始めた。



「「破邪っていうのは、ここら辺でも汚ない手口の暴走族!
雑魚なんだけど、何かと夜桜と張り合って来るの!」」




困っちゃうよねー?


...なんて言われても、状況は、困っただけで片付かない





「すぐに、行きたいんだけど」




「ダメだよ!ルナちゃんはここでお留守番!」




すぐ翔馬に止められた。



いやいやと首を降る。