吸血鬼と少女と暴走族



次の日、洋館から、学校に行った。



すぐに空と海に捕まって、溜まってるという教室に連れて行かれ、質問責め



終始シカトしつつ、ポカポカな部屋に
あたしは夢の中に入って行ってしまった




「「あーぁ。ルナ寝ちゃった」」



「本当不思議だよねー?何者なんだろ。」




「「それは、しょーまの仕事でしょ?」」

翔馬はハッキングが1番上手い



「確かに俺が1番ハッキング上手いけど、なんも出ないんだよー」



なんも出ないというのは、隠してることがあるということ。



「....不思議だけど、悪い奴じゃないって思ってるから」


みんなで、ルナの寝顔を見つめながら頷き合う



「そだねー。」




「「わかる!ルナ。いー子!でも、不思議な子」」


スヤスヤ寝てるあたしの側で、そんな話がされてるなんて、あたしには、知る由もなかった。