吸血鬼と少女と暴走族



裏路地の小さなバー

雰囲気の良い店構えは、リピータが絶えない


髪を一つに結わえ、バーテンダーの恰好をする


沢山の噂、嫉妬や駆け引き
そんなのにあふれた、夜の世界に生きる人たちが来る場所、それがここ『blood」



「あらー?今日は、また一段とイケメンさんと出勤してきたのね」



ここの常連の、百合さん
裏の話表の話に通じてる人





「ルナの旦那?」



「違います。」



「ちぇっ。もしそうなら、情報が高く売れるのにー」




あたしの情報なんて、売れるわけがない、

...裏の姿ならともかくね



「はいはい。無駄話はそれくらいで、ルナ裏の足りないもの補充して」




裏から顔を出したのは、
あたしと同じように、後ろで一つに結わえた耳にたくさんのピアスをした男が出てきた。



彼の名前は、レオ。
店長であり、人間だけど、あたしの秘密を知っている人


何代も続いて前から、吸血鬼に情報を提供してくれてる人