吸血鬼と少女と暴走族

今日は車の中に月しかいなかった。
いつもは、みんないたりするのに。。。


これから、ひなこの迎えに行くのがいつもの流れ



「...今日なんかあった?」


静かな車内で、

急に月に尋ねられた。




「別に?」



ないわけでは、なかったけどいう必要はないよね





「ふーん」




聞いときながら、なんて気の抜けた返事





「何もないけど、今日は夜出かけるから」





「...どこに?」





「バイト」





間違えてはいない、

時々夜は、バイトに出かけている。


小さい路地裏にある『blood』という小さいバー



そこでは情報も入るし、店の周りには、たくさんの裏道があり、人目につかないから狩りもしやすい