あたしたちは、いつも倉庫からバイクやら車で送ってもらっている。
もちろん、迎え付き。
だから、注目は浴びるわけで。。
ひなこは初日の注目が嫌だったらしく、
表じゃなくて少し裏口で下してほしいって次の日、月に言ってた。
あたしは、クラスは違うけど学校は一緒
だから
裏で下されることもなく、黄色い歓声が上がる中、一緒に登校する羽目になって、毎回視線がうざい。
...いつになっても女というものは、自分が狙っている男を取られたくないから同じことしかしないのね。
学校について、サボろうと思ったあたしは、なぜかベタに体育館裏にいる。
目の前には、ケバい女が数人
なんで集団でしか行動できないんだろう?
「...何か用?」
「何か用?って先輩に向かって少し生意気すぎじゃない?」
先輩ね。