その日から、あたしとひなは倉庫の一番、端にある部屋に住まわしてもらうことになった。



「おねぇちゃん、この部屋広いね?」




「そうだね」



大きなキングサイズのベッドが奥にあって、それ以外にもスペースがあってとても居心地がいい




「そろそろ、学校に行かないとね?」





「はーい!」

手を挙げて返事をするひなこが微笑ましくって、頭をなでなでしながら微笑む





「おねぇちゃん、そーやってみんなの前でも笑えばいいのに」





「やだ。ひなこがいればいい」





「...おねぇちゃん。」





そんな哀れな目で見ないでよー




「さ。学校、学校ー」





「話反らしたー」