吸血鬼と少女と暴走族




「さぁ?

ただ、翔馬があたしに気を許してないことを知ってる、それに夜桜を何よりも大切にしてることもね?


あの女の人だって、ただ居場所が欲しいだけに見えた、

偽りでもそんな傷ついた人をほっておけなかったんじゃないの?」




降参だよって両手をあげながらキッチンに向かう翔馬



戻ってきたときには両手にお茶の入ったコップが握られていた





「お茶しかなくてごめんね?」



「気にしないわ」




「「...。」」





沈黙が流れる。



翔馬は、隣には座らずソファーの前のカーペットに座った




「...さっき。」



翔馬が静かに話し出した