吸血鬼と少女と暴走族



着いたアパートは、生活感のないモデルルームみたいなところ




ぽつんとある大きい二人掛けのソファーに座る


一通り必要なものはあるらしく、救急セットを持ってきた翔馬が目の前に座る




「...痛くしないでよ?」




「我慢して、勝手に飛び込んできたのはルナちゃんなんだから」





なに?
その言い方


余計なことするんじゃないってこと?





「...余計なことしてすみませんねー

だいたいね!...ったぁぁいいい!!」





オニ!
アクマ!!




人が話してる最中に、消毒を!!

しかも大量につけて






「...ほんと余計だよ」




痛がるあたしを横目に、綺麗に包帯を巻いて行く翔馬




「はぁ?せっかく助けたのに」






痛さと翔馬の態度にさらにイライラは募るばかり