吸血鬼と少女と暴走族



ドスッと座っていたソファーが沈む


隣を見るとさっきまで一人用の立派な椅子に座ってた大魔王



...じゃなかった、月が隣に座ってきた





「どうしたの?」



「...。」



無視?
いーけどさ



「ちゃんと、言わないとね?


月もルナちゃんの近くに居たかったんだよね?」



翔馬に弁明され、コクッと頷く月




...可愛い


なでなでっと思わず撫でてしまえば、スリッと頬を擦りつけてくる



「...目の前でイチャイチャしないでくれますかー?」





「んなぁ!?

し、してないっから!!」



パッと手を離したあたしをジトっと見つめる月




「...翔馬。邪魔しないで」





はいはい。

なんて呆れた顔の翔馬




「...おねぇちゃん。

ひなこもいるの。。」



小さく机の隅で、翔馬に作ってもらったホットケーキを食べてるひなこ




「わ、忘れてないから!

イチャイチャもしてません!!」



体が余計に熱くなったじゃない!
ただでさえ暑いのに