岬さんとは変わらず時々会ってお茶会をしたりしている



変わったのは、時々海と空が倉庫に帰らない日が増えたこと、

そして、次の日には、岬さんから日記のような楽しい出来事をメールで報告されるようになったこと



...それと




「...暑苦し」



まだまだ真夏



ショートパンツにタンクトップという究極に、生地の少ないものを着て暑さを逃がしているのに

左右の腕には、大きいコアラのようにまとわりつく双子





あの一件から、距離が近いというか、離れない







「えー!いいじゃん!ひなっちだっていつもくっついてるし」




「そーそ!空の言う通り、僕たちもくっつきたいの!」





はぁ。

めんどくさい





「あー!おねぇちゃんモテモテ!


ひなの場所がない!!」




何を思ったのかひなこは、あたしの膝の上に座る、

視界も悪くなってさらに暑くなった