吸血鬼と少女と暴走族



「もう、僕たちは、泣いて縋るような弱い子供じゃない」



凛とした海の声



「そりゃ。まだ子供なんだろうけど、一人じゃないってわかったから」




優しい空の声




「「だから

。。。母さん。もう、責めなくていいんだよ」」






「...ッう。...っひ...ご、べんね。」



岬さんは声にならない声、何度も誤りながら泣き出した







「わぁ!もー。汚いなぁー」




「空!そんなことより、拭くもの!

母さんのハンカチだけじゃ拭ききれてない」




バタバタとさっきまで静かだった空間が、世話しなく動き始めた