君のキスはミルク味【短】



「…っ!」




あたしは泣き目のまま隼人が口の中に入れたものなめた。





あまい、ミルクキャンデー…


隼人とのキスの味。







「かなには、そっちの方がいいよ。」




そんなことをいいながら、あたしの手からひょいとBLACKBLACKをとった。


いつものように接してくる隼人にあたしは悔しくなった。