********* 夜であることを忘れてしまうくらいに 眩しく明るい街。 そして鳴り響く騒音の中。 時間関係なしに歩きまわる人々。 そんな中、 どこを目指すわけでもなく、 誰かを探すわけでもなし、 『櫻井 小春(サクライ コハル)』は そんな中を一人で、ボーっと歩いていた。