わたしは体を向き直し、先生と顔を合わせる。 「わたしが好きなのは先生だもん…。他の人じゃダメ、先生じゃないと意味がないよ…。」 「……………」 身長差のせいでわたしが先生を見上げるかたちとなるが、先生は視線を合わせるよう顔を下に傾けた。 「俺も好きですよ、」 そう笑みを浮かべながら言う先生の声は、とても穏やかだった。