えっ………… 自分の唇に、先生の唇が当たってる。 状態が理解できないまま 瞬きを繰り返す。 ……なん、で なんで キスなんて…… 唇から熱が伝わる。 それだけが、私と先生がの唇が 重なりあっていることを実感させる。 先生……なんで…、 ……―――――――――― 私の頭に疑問を残したまま 重なっていた唇は 先生のほうから ゆっくりと 離れていった……―