…ここはどこなのだ。
広い廊下に赤いカーペットが敷いてある。
城の中なのか?
そういやおばちゃんが狙われるなとか言っていた気がする。まさかこの白髪の青年はエクスカリバーへ導くドラゴンだと思っているのか!?
「は、はなしてくれ!!我はドラゴンだがエクスカリバーなど知らん!!!知らんぞ!!!」
と言ってみた。青年はピタリと止まった。
「あ、え、まじ???うそ」
明らかに動揺しているようだ。
「本当だ。だいいち、我はフリタニアには住んではいないし、よそ者だ。この国に伝わる聖剣伝説も初めて聞いた。」
「でも、もう王様の場所についちゃった…。」
「おいお前な!!!」
「ごめんって…名前、ガウェインっていうの。真名ではないけどね。よろしく」
ガウェイン…確か円卓の騎士の…
このアホバカかますやつが!!!王の直属なのか!?
「わ、我はユンメイ…だ。」
驚いて区切り区切りに言葉を出した。ガウェインは、ははっと笑った。
王様…アーサーとはご対面はできなかった。どうやら出張中なのだと。
ガウェインに王様も出張するのかと聞いたらあれは出張という名のお出かけだよと言われた。
仕事はほおり出す王様だからとまた笑った。
「ユンメイごめんね。王様には内緒にするから一緒に出ようか」
我は了承した。悪いやつではないようだ。
「そういやほかの騎士達はどうしたのだ?」
「あー、みんな一応いるけどね。あったら質問攻めにされると思う。
ユンメイはね壁画に描かれたドラゴンソックリで、しかも王様、ユンメイのこと知ってるみたいで、円卓の騎士達に君を捕まえろって指示送られてるからさ」
…やはり別行動して悪くなかったようだ。
カールにはなるべく迷惑をかけるわけにはいかないからな。
ガウェインが王様を説得してあげると言ってくれた。それと同時に1つ奇妙な噂を教えてくれた。
「王様のニセモノか…」
それは王様によく似た別の人が徘徊して悪さをしているということだった。
王様の写真を見せてもらったが美少年でわかりやすい顔であった。そのニセモノには気をつけて欲しいのだと。
そいつもエクスカリバーをねらっているとかどうのこうの。まぁ我には関係の無いことだ。
またひとりぶらぶらと街をさまようことにした。
広い廊下に赤いカーペットが敷いてある。
城の中なのか?
そういやおばちゃんが狙われるなとか言っていた気がする。まさかこの白髪の青年はエクスカリバーへ導くドラゴンだと思っているのか!?
「は、はなしてくれ!!我はドラゴンだがエクスカリバーなど知らん!!!知らんぞ!!!」
と言ってみた。青年はピタリと止まった。
「あ、え、まじ???うそ」
明らかに動揺しているようだ。
「本当だ。だいいち、我はフリタニアには住んではいないし、よそ者だ。この国に伝わる聖剣伝説も初めて聞いた。」
「でも、もう王様の場所についちゃった…。」
「おいお前な!!!」
「ごめんって…名前、ガウェインっていうの。真名ではないけどね。よろしく」
ガウェイン…確か円卓の騎士の…
このアホバカかますやつが!!!王の直属なのか!?
「わ、我はユンメイ…だ。」
驚いて区切り区切りに言葉を出した。ガウェインは、ははっと笑った。
王様…アーサーとはご対面はできなかった。どうやら出張中なのだと。
ガウェインに王様も出張するのかと聞いたらあれは出張という名のお出かけだよと言われた。
仕事はほおり出す王様だからとまた笑った。
「ユンメイごめんね。王様には内緒にするから一緒に出ようか」
我は了承した。悪いやつではないようだ。
「そういやほかの騎士達はどうしたのだ?」
「あー、みんな一応いるけどね。あったら質問攻めにされると思う。
ユンメイはね壁画に描かれたドラゴンソックリで、しかも王様、ユンメイのこと知ってるみたいで、円卓の騎士達に君を捕まえろって指示送られてるからさ」
…やはり別行動して悪くなかったようだ。
カールにはなるべく迷惑をかけるわけにはいかないからな。
ガウェインが王様を説得してあげると言ってくれた。それと同時に1つ奇妙な噂を教えてくれた。
「王様のニセモノか…」
それは王様によく似た別の人が徘徊して悪さをしているということだった。
王様の写真を見せてもらったが美少年でわかりやすい顔であった。そのニセモノには気をつけて欲しいのだと。
そいつもエクスカリバーをねらっているとかどうのこうの。まぁ我には関係の無いことだ。
またひとりぶらぶらと街をさまようことにした。

