気付いた、綺麗なのは瞳だけじゃない

というより、ここにいる誰よりも容姿が綺麗だったし、目立ってた

そう、注目を集めていたんだ

声を掛けられるほどに


「すみません、お一人ですか?」

「え!?」

「良かったらあちらで話しませんか?」


彼女は困っていた

こんなに綺麗なのに声をかけられたのは初めてのようだ


「すみません、彼女は今僕を待っていてくれたんです。」


シンデレラと目が合ったと思って

気付いたら彼女を助けてた


「ありがとうございます。」


そう言ってシンデレラは微笑んだ

その顔がすごい綺麗で俺は顔が熱くなるのを感じた

恥ずかしさから顔を背けるとシンデレラが顔を覗き込んできて

さらに顔が熱くなって鼓動が速まった