「じゃあ、なんで泉舞が知ってるんだ?」 サク君は不思議そうに訪ねた。 「ここの教室は中庭から良く見えてて、1度入ってみたかったんだ。外に見えるミモザアカシアがなんとも言えないくらい綺麗だろ?」 泉舞君の部屋でもないのになんとも偉そうだ。 「あーあれってアカシアの木だったんだ。あの木の花言葉知ってる?」