「遅くなったな。」
泉舞が少し、いや、結構遅れて海についた。
「も…」
そんなことよりもなんで…
「も?」
「も、苺花だぁー♡
用事あったんじゃないの??」
苺花が来た!苺花がいる!避けられてない!!
テンションが上がっている私を苺花はどうどうとなだめる。
そして私が落ち着いたのを見兼ねて苺花が口を開く。
「用事は…。」
「用事なら家の者に変わってもらった。」
苺花の言葉を遮るように泉舞が言った。
「あら、そうなの。でも良かった!」
「苺花が来ないーってさっきから千代がうるさくてうるさくて。それに俺も苺花に来て欲しかったから嬉しい!!」
「サクなんか無視していいから早く着替えてこよう!!」
私は嬉しさのあまり、サクを無視して苺花の手を引いた。



