昨日の夜は、いろいろ考えすぎてなかなか眠ることができなかった。
せめてメールでも、と
『会いたい。いつ会える?』
と送ったけれど、まだ返信はない。
今日は4人で海の日。
嬉しいはずなのに、秋弥のことが頭から離れなくてなんだか気分が上がらない。
「千代子お嬢様、そろそろお時間です。準備は出来ましたか?」
ぼーっとしてると、知らぬ間に家を出る時間となっていた。
「嘘?!ちょっと待って!!」
急いで準備をして、車へ乗り込む。
「千代お嬢様!水着をお忘れです!!」
鞄の中を見ると、確かに水着が見当たらない。
「千代子お嬢様、今度からは余裕のある行動をお取りください。」
「はーい…。」
朝からお説教をくらってしまい、海に着いたら苺花に慰めてもらおう、そう思った。



