「おい、あそこの場所なんていいんじゃないか?」
泉舞は足を止め、屋台から少し離れた人気のない場所を指さした。
サクはその場所を見ると、すごく気に入ったのか
「確かに!泉舞でかしたな!!」
と言って、目を輝かせていた。
私はというと
「ほんと、空がよく見えて綺麗だわ。ね!苺花」
そう言って後ろにいるはずの苺花に声をかけた。
でも、そこに苺花の姿はなかった。
「苺花?!」
私の声に気づいて、2人も苺花がいないことにやっと気がついた。
「俺こっち探すから2人はあっち探して!!」
サクは私達が話す間も作らず、一人走り出した。
「俺はあっちに行く。千代1人で大丈夫か?」
「大丈夫よ!見つけたら連絡して!!」
残った泉舞と私もそこで別れ、苺花を探し始めた。



