「あんた達何言ってるの!可愛くてしょうがないじゃない!!」
苺花には言えないけど、もちろん妹的な意味で♡
「千代ちゃん…。」
苺花のほうを見ると、何故かものすごく目を輝かして私を見ていた。
「千代子ちゃん!あたしの味方は千代ちゃんだけだー!!」
そう言って私に抱きつく苺花。
とにかく可愛い。
泉舞はそんな私達をガン無視して前を歩く。
「ちょっと泉舞、あんた苺花に嫌われるわよ〜?」
「そんな事言っておいて、どうせ千代はちっちゃくて可愛い♡とか妹みたいで可愛い♡とかおもってるんだろ?」
泉舞を冷やかしたつもりが逆に冷やかされてしまった。
泉舞の言葉を無視して後ろを振り返ると、サクと苺花がなんだかいい感じに見えた。
「泉舞、サクって苺花のこと好きなのかしら?」
私が泉舞にそう言うと
「…それを俺に言うか。俺以外皆、人の気持ちに疎いな。」
と少し悲しそうに笑った。
「…あ、ごめん。泉舞も苺花が好きだからそんな話したくないよね。」
いつもよく分からない泉舞だって傷つくことくらいある。
なんだか少し悪い気がした。
「気にするな。そんなことより早く場所取りするぞ。」
泉舞はそう言って少し前を歩いた。



