その日、ようやく私の恋が実った。
私は秋弥がもうとっくの前に婚約破棄をしていた事を知った。
そして秋弥は、私がお父さんから交際の許可を得ていることを知った。
私達は知らない間にすれ違っていたのかもしれない。
もっと前からちゃんと話し合いしてればよかったって秋弥は笑っていた。
それから
「さっきはもっと気をつけろとか怒鳴ったけどさ、千代子ちゃんはそのままでいい。というかそのままの純粋な千代子ちゃんが好き。俺が守るから変わらないで。」
って言ってくれた。
嬉しかった。
秋弥が私を認めてくれた気がした。



