あれから数日がが立ち、私とサクは無事高校の入学式も迎えることが出来た。
私はまだしも、超がつくほどの馬鹿のサクが入学出来た事には本当に驚いた。
でもそれよりも驚いたのは…。
「これから皆さんの担任をさせていただく京極秋弥です!よろしくお願いします!!」
秋弥が私たちのの担任の先生になったことだった。
「秋弥!!」
「千代子ちゃん、秋弥じゃなくて京極先生でしょ?あ、千代子ちゃんって言うのもダメか。真嶋さん、京極先生って呼びなさい。」
秋弥は本当に高校の先生になったんだって実感する。
「秋…京極先生。少し話がしたいんですけど時間ありますか?」
私がそう言うと
「…ここじゃ出来ない話?」
と少し煙たそうに秋弥は言った。
「はい。」
やっと合格出来たんだから、やっと秋弥に会えたんだから…。
「分かった。やる事があるから終わるまで待って貰えるかな?」
…秋弥の本当の気持ちを聞きたい。
「はい。待ってます…!」
私は生徒達で見えなくなっていく、秋弥の背中を見つめた。



