あれから数日がたち、あと1週間で受験日となった。
私はどうしてもまた秋弥に会いたくて、片想いでもいいから会いたくて、一生懸命勉強を頑張った。
でも、あの日、秋弥に最後に会った日を思い出すと本当にこれでいいのかと思えてきてしまう。
「…なあ、千代。最近元気ないけど大丈夫か…?」
サクはいつも私を心配してくれる。
そんなサクに心配を掛けまいと、いつも笑顔で
「大丈夫よ^^」
と答えた。
でも、サクには空元気なのがバレバレみたいで、本音を言うべきか迷う。
本当は先生に会いたい、でも、会うのが怖い、そして何よりも弱音を吐くのが怖い…って。
「千代、今日ちょっと話したいことあるんだけどいい?」
私はサクに言われ、放課後、久しぶりにサクの家に寄ることになった。



