「あの…泉舞君。」 「もう少しだから動くな。それから、髪の毛少しだけど結べるなら結んで上げた方がいいかもな。」 そう言って泉舞君があたしの髪を触る。 「泉舞く…。」 「泉舞!俺やっぱ先に図書館言ってるな!!」 座って待っていたサク君は突然立ち上がり、部屋を飛び出ていった。 「…サク君、どしたんだろ?」 そう言って泉舞君を見るとうっすらと笑みを浮かべて 「さあな。」 と意味ありげな様子でそう言った。