「そおよ!苺花は可愛いからきっと誰かに狙われてるのよ!!」
可愛いと本気で言ってくれるのは千代ちゃんくらいの気がする。
あたしはそう思いながらも口にすることはせず
「それはないよ〜。」
と笑っていながらそう言った。
すると
「「あるよ!」」
と突然2人が声を揃えてそう言った。
2人の顔があまりに必死なんもんだから、面白くてふっと笑いが零れた。
「何それ〜。2人の方が充分魅力的だよ^^」
その時、こんな些細なことに!こんなに必死になっている二人は子供じみているのかもしれないけど、あたしは本当に魅力的だと思った。
あたしはこんな2人との時間が楽しすぎて、千代ちゃんが言っていた『視線』のことをすっかり忘れていた。



