「…やっとまた4人で遊べるね^^」
前までは皆のほんとの気持ちを知らなかった。
でも、今は違う。
私だって皆の力になれる。
「…苺花。ごめん、ごめんね。苺花大好き!」
さっきまで泣き止んでいた千代ちゃんはまた泣き出し、あたしを強く、強く抱きしめた。
「仲直り出来たんだな。」
サク君はそう言って顔をしわくちゃにして笑った。
「おい、馬鹿3人。そろそろ飯食うぞ?」
泉舞君を見るとすごく大きなクーラーボックスを肩にかけていた。
「え…それって。」
「お前らが魚釣れると思ってないよ。飯の材料だ。」
ほんと泉舞君には何もかもがお見通しで、なんだか笑えた。
その後は泉舞君が持ってきたお肉や魚、野菜をバーベキューで美味しく食べた。
そして、ヘトヘトになるまで4人で楽しく遊んだ。