声のする方に目をやると、そこには千代ちゃんがいた。 「あ、千代ちゃん!」 「あ、えと、車混んでて…。ごめん。」 そう言った千代ちゃんは気まずそうにあたしから目をそらした。 うん。そうだよね…。あたしとは気まずいよね。 でも、来てくれて良かった。 「おい。2人ともいつまでそうしているんだ。昼ごはんの調達をするぞ。」 泉舞君はそう言うと釣竿と小さな箱を用事し始める。 すると 「えっと…その箱、もしかして…。」 と千代ちゃんが青ざめた顔で箱を凝視している。