はぐれちゃったな…。 鼻緒直し方なんて分からないし、足も痛いし、皆は場所取りに夢中で連絡取れないし…。 とりあえず人の邪魔にならないように道の端へと向かう。 しゃがみ込んでぼーっとしているとさっきのネックレスが頭に浮かんだ。 「欲しいな…。」 皆はああ言ってたけど、安物だろうが脆そうだろうがあたしはミモザアカシアが入ったあのネックレスが欲しい。 「…よし!」 どうせ今皆は場所取りに夢中なんだから、今こそネックレスを買うぞ!! そう思い、あたしはゆっくりとさっきの屋台へと向かった。