「苺花、さっきはごめんな。からかいすぎた。」 泉舞君を追いかけ、あたしも屋台の方へ向かうとサク君が隣に来てこそっと言った。 「…その、苺花の浴衣可愛いから自信持て!」 サク君の頬は少し赤く、あたしの頬もきっと赤いだろうなと思った。 照れくさくて俯いていると、ひとつの屋台が目に入った。 「あれってミモザアカシアのネックレス?」 そのお店には黄、ピンク、青、紫、と5色のミモザアカシアが入ったガラス玉のネックレスがあった。 サク君があたしの視線の先に気付き、歩くのをやめた。