「お前が言うなら仕方ないな」 「さすが。話わかるね」 生徒会室にはソファに腰をかける会長と、テーブルに座る蝶野がいた。 「あ、お客様だよ。ありがとね大兄ちゃん。また近いうちにお邪魔するから叔母さんによろしく」 「おう。いつでも来い」 デレっと鼻の下を伸ばす生徒会長。 え? なにこの状況。私のアウェイ感。