「で、なに企んでんの。まさか私にこの写真見せるためだけに呼んだわけじゃないよね」

「もちろん。話が早くて助かるわ」

「目的は?」

「この写真を校内新聞に載せられたくないなら私に協力してよ」

「協力?」

「劣等生組の秘密、教えてくれない?」

「別に秘密なんて思いつかない。バカばっかだから」