屋上に着いた。

前にドア壊したからカギが掛かってない。

中に入ると前のように気持ちいい風が吹いてきた。

『んー…気持ちいい風だなー…。』

僕はドアから離れたフェンスにもたれかかった。

それからボーっと空を眺めている時だった。

淕「ここにいたのか。お前」

淕兎が僕に近づいて来た。