だけど、ある日のことだった。

龍輝の倉庫に俺たちはいた。

いつも通り過ごしていたら、游李に一本の電話が掛かってきた。

游李は電話をでるため部屋をでていった。

それから数分経って部屋に戻ってきたかと思ったら何かを決心したかのような顔で戻ってきた。

ニコッて笑って一言

「行ってくる」

そう言って倉庫をでた。