「舞夢〜これでまた、癒しを得られるよ〜♪」
スキップでもしそうなテンションでスタジオを出るとそこには居ないはずの彼が居た。
「あっ…そっうぇ」突然のことで名前を噛んでしまう。
「あっれ〜?そのそのじゃん。
今、先生から来週復帰って聞いたけど?」
「あぁ、その件で…みんなに伝えなきゃいけなくて。
ちょっと集まってもらえるかな?」
いつになく真剣な彼に嫌な予感を抱きつつも
4人で応接用のソファに座った。
「えっと、来週から復活って聞いたと思うんだけど…
えー…俺の仕事の都合で来月末でここ辞めます」
あまりに突然の告白だった…
「えっ…ちょ…嫌だ…」
私の目からは自然と涙が溢れてきた。
「え、そのその。来月末…ってことは
ここ週1だから…あと4回!?」
「いや、仕事があるから来週と…
月末の週の2回だけになる」
「いや、ちょっと待て園田。
2回ってのは俺も初耳なんだけど」
「ごめん…こんなギリギリの報告で」
園田くんは申し訳なそうに私の方に向き直る
