部屋を出て、蓮先生の後ろを歩く。
なんだかさっきからだんだん先生との距離が遠くなっていく…
先生が早いのかな?と思ったが、自分がだんだん遅くなってるのかな…
そんなことを考えていたら、だんだん苦しくなってきて
あ、そうか、さっき階段登ったし、急ぎ足でここまで来たんだったということに気がついたのはだいぶ息が切れてきてからのことで…
ハァハァ…
「蓮……先生」
ほんとに微かな声で精一杯呼んでみたけれど、蓮先生には届かなくて、しゃがみ込んでしまった。
先生は私が隣にいると思い込んでずっと話に夢中になっていたから気がついていない。
もうダメかもしれない…
そう思った時…
